谷田青果のご紹介

本場の味わいをお届けします。

『安心』・『安全』そして『美味しい』さつまいもを栽培すること。 谷田青果ではこの理念をもとに先代の代から50年程さつまいもを栽培しています。行き届いた管理を行うために自社農園で栽培・収穫された「さつまいも」と「からいも粉」のみを出荷・販売。農薬の使用は畑ごとの栽培管理のもと、必要最低限な散布を心がけています。また厳しい選別基準を設けて毎朝試食を行い味・食感の確認も行っています。さつまいも栽培の理想といえる土壌と徹底した栽培管理のもと丁寧に育てあげられた本場鹿児島県産のさつまいも。谷田青果は自信をもってお届けいたします。

火山灰がもたらす理想的な土壌

鹿児島といえば、まず思い浮かべることは『桜島』ではないでしょうか？ 活火山である桜島は広範囲に火山灰を降らせ、人的被害は大きいですが その反面、土壌には好影響を与えておりさつまいも栽培に適した『水はけの良さ』『土壌性質』に火山灰は欠かせません。
土壌性質（水素イオン濃度）とはPH（ペーハー）のことで酸性やアルカリ性にどれだけ傾いているかをあらわしますが、（小学生の理科でリトマス試験紙を使った実験を思い出します）さつまいもに適したPH値と桜島の火山灰のPH値は、ほぼ同じ弱酸性です。作物を栽培し続けると、土壌性質は酸性に変化していきますが、降り注ぐ桜島の火山灰が中和を助けてくれています。この火山灰とさつまいもの絶妙なコンビネーションが鹿児島県産さつまいもの美味しさの秘密でもあります。

九州で根強い人気の「高系14号」

谷田青果が栽培するさつまいもは、戦後間もなく高知県のさつまいもと鹿児島県のさつまいもを掛け合わせ生まれた品種で、高知の系統ということから「高系14号」と呼ばれています。東のあずま、西の高系と言われるように西日本で主に生産されている主品種で、近年は品種改良が進み、数多くの品種が栽培されますが、九州では今尚根強い人気があります。

■人気の秘密

甘くてホクホク

通常、甘いさつまいもは身が柔らかく若干繊維質が多いものがほとんどですが、「高系14号」は甘くてホクホクとした元来の食感が楽しめる事に加え、スジがほとんど無く食べやすいことが特徴です。又、冷めても美味しくいただけます。

色々な料理が楽しめる

身がしっかりとしていることも、「高系14号」の特徴です。 「やきいも」、「てんぷら」、「大学芋」、「お菓子のあんこ」、「芋きんとん」など等、様々な料理にお使いいただけます。

時期を問わず美味しい

甘いさつまいもの多くは収穫後1ヶ月以上保管し熟成してから甘さが出てきますが（貯蔵芋が甘いと言われている所以です。）「高系14号」は収穫したてでも充分な甘さがあり、貯蔵芋と遜色無い甘さが味わえます。

厳選したさつまいもの種芋を使用

谷田青果では、さつまいもの栽培に欠かせない苗を育苗ハウスで育てています。苗の種となる種芋は前年にバイオ苗（無菌状態で育てた苗）から収穫されたさつまいもの中から、厳選したさつまいもを使用しています。そうすることにより、先天性の病原菌のリスクを無くし、より『安心』・『安全』なさつまいもが栽培できます。

地元でも好評のさつまいもを是非ご賞味ください

私ども「谷田青果」は230aの自社農園で「高系14号」という1品種のみのさつまいもを生産、販売しております。少量、1品種とすることでより上質のさつまいもを提供できると考えています。
同じ品種のさつまいもであっても、作り手が違うと味も大きく変わります。 さつまいもに適した土壌、それを生かす土作りに重きを置き、「安心」「安全」「おいしい」さつまいも「高系14号」を提供致します。 私どもは近隣の店舗（道の駅、物産館、野菜直売所など5店舗）と契約し、店舗売りをさせて頂いていますが、地元でも大変好評頂いています。
本場鹿児島から、自信作のさつまいも「高系14号」を、是非ご賞味下さい。

県内有数の生産量を誇る志布志市

桜島の火山灰を含んだ土壌が広がる鹿児島県は、水はけの良さからさつまいもの栽培に適しており全国屈指のさつまいも王国となっています。谷田青果のさつまいも農園がある志布志市は、鹿児島県の東部、宮崎県との県境に位置しています。同市の温暖な気候、広大なシラス台地の畑地ではさつまいも栽培は盛んで県内でも有数の生産量を誇っています。